2010年 01月 18日
北欧の衣装とレトロなニット
何度も足繁く通っている生地屋さんで、懐かしいつぶつぶニットを手にしました。
昔、おじいさんが着ていた服に似ているような・・・
昭和のノスタルジーを感じました。
今、若い人の間では昭和時代のファッションがブームになっている、という話しを聞いたことがあります。
もちろんそのままのデザインではだめで、今流にリメイクされた昭和のデザインが若い人たちの間でもてはやされているそうです。
つぶつぶニットが置いてある、すぐ隣の棚にはジャガード織りの生地が置いてあったので、2つの生地を並べて組み合わせを見ました。
ピンとくるものがありました。
以前ネットで見たフィンランドやノルウェー、デンマークなどの北欧の人たちが、昔から着ている衣装の写真を思い出しました。
胴回りは無地、胸から上とポケットは柄生地です。
フレンチブルドッグに似合うかどうかは分かりませんが、北欧調をイメージした服を作ってみたいと思いました。
服のデザインが決まる前に、名前の方が先に決まってしまいました。
「アンデルセン」です。
森の中の切り株の上に妖精でも出てきそうなイメージです。
大きめの襟と袖とポケットをジャガード、胴回りはつぶつぶニットにしました。
試作の最初の2着は失敗で、3回目の試作でやっと納得のいくものになりました。
大きめ襟の中にリブを入れてしっかりとさせたかったことと、つぶつぶニットが大変肉厚でしたので、縫い合わせが難しく随分と苦労しました。
こちらの服も元旦にショップのホームページにアップさせていただきました。
早速、何件かご注文いただき大変感謝しております。
この服を受け入れていただけるかどうか分かりませんでしたので大変嬉しかったです。
にほんブログ村 ← クリックしていただけると嬉しいです。
# by bullpit | 2010-01-18 18:19 | 犬服のこと